平泉を中心に約100年もの間、栄華を極めた奥州藤原氏の誕生から滅亡までを、主人公を変えながら三部構成でつづった作品。かつて『独眼竜政宗』で奥州の暴れん坊を演じた渡辺謙が藤原氏の祖・藤原経清と四代・泰衡の二役を演じた。

【収録内容】
第一部 北の埋み火
■DISC.1
第1回 『黄金の王国』
永承4年(1049)冬、国府多賀城の陸奥守 藤原登任は奥六郡を実際に治める豪族 安倍頼良の次男 貞任の婚礼に招かれる。同行した藤原経清とともに安倍の本拠地 衣川に向かった。道中で安倍一族の財源である隠し金山を偶然発見した藤原経清は、危うく殺されそうになったところを安倍の娘 結有に救われる。強欲な藤原登任は奥六郡の豊かさを目の当たりにして、私腹を肥やそうと企むのだった。

第2回 『恋の予感』
安倍貞任は衣川を飛び出した妹の結有を連れ戻し、亘理の藤原経清の館に赴いた。そこで結有のいたずらから経清と決闘するはめになるが、平永衡の仲裁で無事に事態は収まる。安倍の経済力に目をつけた陸奥守 藤原登任は貞任に奥六郡の年貢の倍増を言い渡した。戦の挑発をする登任に経清と永衡は驚く。永承5年(1050)春、経清は登任の使いで京ヘ向かい、実母と藤原経輔に会う。

第3回 『衣川への岐路(みち)』
藤原経清は京で出会った吉次一族の乙那の勧めで源頼義に会い、主従の契りを結ぶ。藤原登任の要請で多賀城にやって来た平繁成は鬼切部で陣を張り、安倍を挑発して戦いを仕掛けようともくろむ。繁成に対し反対意見を述べた平永衡は妻を人質に求められたことで安倍側につくことを決意。その永衡に経清がとある提案を行う。「衣川に向かう繁成の背後を突く」という奇策だ。

第4回 『雪の鬼切部』
雪山を越えた安倍貞任の軍は鬼切部に陣を張る平繁成の奇襲に成功。安倍軍の勝利によって藤原登任は陸奥守を解任された。半年後、多賀城には陸輿守の代理に就いた藤原経清のもとに、陸奥の金山を支配する吉次一族の乙那が訪ねてくる。乙那は経清を陸奥守にすベく朝廷工作をしてきたというが、乙那の思惑に反して新しい陸奥守に決まったのは源頼義だった。

■DISC.2
第5回 『陸奥の春』
安倍一族を追討するために国府多賀城に到着した源頼義は藤原経清を副官とし、鬼切部の首謀者 安倍貞任の首を差し出せと要求する。戦いを避けたい安倍一族は、貞任謀反を理由に時間稼ぎの策に出る。頼義は息子の義家を衣川ヘ派遣。そこヘ貞任が姿を現してしまい謀反の嘘が発覚する。頼義が戦いを挑もうとしたそのとき、都から非常の大赦の報せが届く。これにより鬼切部の件は不問とされた。

第6回 『阿久利川の陰謀』
安倍頼良は名を頼時と改めて源頼義に恭順の意を表していた。天喜2年(1054)秋、藤原経清と結有の婚儀が頼義の仲介で行われる。天喜4年(1056)春、結有は経清の子 清丸(後の初代奥州藤原氏となる藤原清衡)を出産。つかの間、陸奥に平和が訪れる・・・。だが頼義は無埋難題を持ち掛けては安倍を挑発。ついに頼義の罠に安倍貞任がはまってしまい、頼義は戦いの大義名分を得ることに成功する。

第7回 『経清決断』
我慢に我慢を重ねてきた安倍頼時の怒りがついに爆発。源頼義は安倍との戦を前に平永衡の忠義を確かめよるために先陣を命じた。役目を果たして無傷で帰還した永衡に対し、頼義は安倍方との内通を疑いを持ち殺害してしまう。頼義の汚い手口に我慢できなくなった経清は離反を決意。結有と清丸らを衣川に逃がした経清は奇襲を装い安倍の守る川崎の柵ヘと走った。安倍貞任は 「待っておったぞ、経清」 と涙を流して歓迎した。

第8回 『黄海(きのみ)の戦い』
藤原経清は江刺の地を任されていた。ある日、配下の裏切りを知った安倍頼時はその討伐に向かう途中、待ち伏せに遭って命を落としてしまう。頼時の死に勢いを得た源頼義は猛吹雪の中を出陣する。しかし冬戦に慣れた安倍軍の前に頼義軍は大敗。残党狩りの途中、命からがら敗走する頼義・義家親子を発見した経清は、しかし「武士の情け」と言って二人を見逃してやるのだった。

■DISC.3
第9回  『密通』
安倍に大敗したまま陸奥守の任期が切れれば、源氏は二度と浮かび上がれない。焦った源頼義は援軍を拒む出羽の豪族 清原一族の説得に息子の義家を向かわせた。そこで義家は貞任の妻 流麗と再会し、二人は結ぱれてしまう。結束を誇る安倍一族のほころびを感じとった清原一族は、源氏ヘの援軍を決意。そのころ都では温厚な高階経重が頼義の後任の陸奥守に決まった。

第10回 『衣川撤退』
康平5年(1062)、任期が切れた源頼義は安倍との戦が終わっていないことを理由に新任の陸奥守を追い返してしまう。源氏軍に1万の清原軍がついたことを受けて、安倍一族も戦闘態勢に入る。三日三晩の軍議の末、本拠地を衣川から厨川(くりやがわ)に移すことを決める。だがこの動きを貞任の妻 流麗が密かに父を介して敵に知らせてしまう。清原軍の総攻撃に、川崎の柵が落ちた・・・。

第11回 『血戦』
藤原経清と安倍貞任らはやっとの思いで衣川の館にたどり着く。経清に裏切りの疑惑を抱く貞任が経清を呼び出したそのとき、二人の前に流麗が姿を現す。厨川の柵にいるはずの流麗がなぜ・・・?敵への内通者が妻と気づいた貞任は激怒し、流麗を刺し殺してしまう。そのころ意気揚々と衣川に入った源頼義は炎上する安倍の館を目にする。義家は館に向かい、流麗の死を知るのだった。

第12回 『厨川落城』(第一部最終回)
厨川の柵を攻めあぐねていた源氏・清原連合軍は火攻めの作戦に出た。孤軍奮闘を見せる味方を加勢するため藤原経清が出陣するが敵に捕らわれてしまう。「豚の家来にはならぬ」と言い放ち、源頼義を逆上させた経清は首を刎ねられてしまう。経清の子 清丸は乙那と祖父 吉次に救われるが母の結有と離れ離れになってしまう。安倍貞任も討死して厨川は落ちた・・・。

第ニ部 冥き稲妻
■DISC.4
第1回 『母子の契り』
康平6年(1063)、厨川落城から1年後。清丸は母 結有と再会した。母は父の敵である清原武貞の子(家丸)を産んだことを知り動揺を隠せなかった。清原に引き取られ13歳になった清丸は元服して清衡と改名。結有から「藤原家の再興こそ、そなたの務め」と諭された清衡は母の言葉を心に刻み込む。それから15年、結婚して江刺にいた清衡のもとに清原武貞 危篤の報せが届く。

第2回 『策略』
永保3年(1083)、清原武貞の危篤に際して長兄 清原真衡の清原館に一族が集まる。後継者問題が浮上する中、武貞は何の遺言も残さず死去。真衡はここぞとばかりに清原の棟梁のごとく振舞う。その傲慢さに嫌悪を感じる叔父の吉彦秀武は、家衡を担いで拳兵しょうとする。母 結有から家衡の加勢を顆まれた清衡は清原真衡の策略で阻止されてしまうのだった。

第3回 『亀裂』
清衡に会った源義家は藤原経清の面影を見る。そして経清と交換した太刀を清衡に授ける。しかし義家は清原真衡には強い警戒心を抱く。その清原家では新たな火種が生じていた。武貞の葬儀を終えて夫婦養子の婚儀準備に慌しい清原館に吉彦秀武が祝いの砂金を持参する。しかし真衡はこれを無視。秀武は「おごり高ぶりもいい加滅にしろ」と砂金を投げ捨て出羽に戻ってしまう。事実上の宣戦布告であった。

第4回 『清衡の反乱』
清衡は母 結有の説得で家衡側につく。家衡の夫婦養子の人質という下劣な策に不信感を覚えるが、藤原真衡が出羽に出陣した留守館を襲撃した清衡は、夫婦養子の成衡と岐巳を江刺の清衡館にかくまった。真衡は陸奥守に着任した源義家に援軍を要請するが、私闘とみなされ拒杏される。真衡は国府軍を味方につけようと、義家の側近を利用するのだった。

■DISC.5
第5回 『清原分断の罠』
清原真衡の策略で清原兄弟の身内争いに国府軍が介入。陸奥守 源義家は策略にはまったことに激怒する。それから数日後、真衡が病死。清衡は「真衡の病死は義家による暗殺」と乙那から聞く。陸奥守 源義家は和睦の勧告により奥六郡は清衡と家衡の二人に分割された。だが奥六郡は事実上、清衡の傘下に置かれることを知ると、家衡は清衡に騙されたと不満を爆発させる・・・。

第6回 『兄と弟』
応徳3年(1086)春、清原真衡の死から三年が過ぎていた。不穏な動きを見せる清原家衡を封じ込めようと、源義家は、家衡を清衡館に預かるよう命じた。清衡館で暮らす家衡は、表面上は恭順を装いながら反旗を翻す機会をうかがっていた。その年の秋、年貢米を胆沢に運ぶ清衡を襲おうと計画。だが、この計面を偶然に聞いてしまった柾が、清衡にそのこと告げるのだった。

第7回 『後三年の合戦』
年貢米を運ぶ清衡一行を家衡軍が襲撃。これで清衡は家衡討伐の大義を手にした。だが江刺の清衡の妻子らは捕えられ、目の前で館ごと焼き殺されてしまう。雪のため一度は敗退した源義家・清衡連合軍は翌年、金沢の柵に本陣を移した家衡軍を兵糧攻めにすべく動きだす。都から義家の弟・義光が多賀城に入ると知り、吉彦秀武は「内裏から家衡追討令が出たと同じ」と見て家衡を見限ってしまう。

第8回 『楽土への道』(第二部最終回)
寛治元年(1087)、金沢の柵を源義家・清衡の連合軍が包囲してひと月。軍馬までも食ベ尽した家衡軍は、戦う力を失っていた。そこへ義家からの書状が届く。明日は総攻撃をするが降伏するなら道をあけてもよいというのだ。家衡は、一人で柵に残るが、母 結有の説得で投降。だが、即座に殺されてしまう。翌年、義家は陸奥を去り、藤原姓を名乗る清衡の天下となる。それは黄金の世紀の始まりであった。

【出演】
渡辺 謙、村上弘明、古手川祐子、多岐川裕美、財前直見、鈴木京香、村田雄浩、佐藤浩市、林 隆三、渡瀬恒彦、西村 晃、里見浩太朗 ほか

【語り】
寺田 農

原作:高橋克彦
脚本:中島丈博
音楽:菅野由弘

○1993~1994年 放送

*DVD5枚組
*収録時間本編882分/カラー

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